【銀座ラーメン】散歩の途中で『銀座 創龍』で”つけ麺”。緊急事態宣言で飲食店街は真っ暗。

【銀座ラーメン】散歩の途中で『銀座 創龍』で”つけ麺”。緊急事態宣言で飲食店街は真っ暗。

平日の19時30分頃、銀座を歩きました。緊急事態宣言中ということもあり、普段は華やかな銀座は、まるで真夜中のように静まり返っていました。いつも通り『銀座 朧月』で”つけ麺”を食べようと思いましたが、前から気になっていた『銀座 創龍 produced by 野方ホープ』が目に入り、訪問しました。

店内は銀座とは思えない広々としたオシャレな空間で、コロナ対策もバッチリでした。

野方ホーププロデュースということで、見慣れた野方ホープのラーメンメニューがありましたが、せっかくなので”つけ麺”を注文しました。無料のモヤシを食べながら待っていると、店員さんが厨房で麺を丁寧に盛り付けていました。麺の盛り方が綺麗だと、高級感が増します。

スープは醤油ベースであっさりしており、チャーシュー+生ハム風の肉が入っています。この生ハム風の肉をつけ汁に入れると、少し色が変わって不思議な感覚になります。とても美味しくて、麺にも合っていました。

麺は全粒粉だと思われます。全粒粉は小麦の表皮、胚芽、胚乳が入っているため茶褐色となります。小麦粉よりもグルテンが少ないと言われますが、栄養価は高いです。あっさりしたラーメンの方が、全粒粉特有の風味を味わえると思います。

ワサビもついていて和風ですが、ワサビなしでも十分に美味しかったです。普段は、ついつい同じ店ばかり行ってしまいますが、美味しい店が開拓できて良かったです!

宅麺

有楽町駅前は『南町奉行所跡』だった!

食後は、引き続き東京駅を目指して歩きました。途中の有楽町駅前で『南町奉行所跡』の石碑?を発見しました。散歩で何度も通っているのですが、今まで気が付きませんでした。

よく見ると石碑の左下には配管のようなものがあり、その上にはノブのようなものがあります。もしかしたら、開けると消化ホースが出てくるのでしょうか?そうであれば、実用性を兼ねた石碑ですね。

高架下の飲食店は悲惨な状況に

有楽町駅から東京駅に向かう高架下の飲食店は、ほぼ全て20時で閉店していました。そして、残念ながらコロナの影響で閉店したお店もたくさんありました。1店だけ営業している居酒屋がありましたが、満席で商売繁盛していました。陽気なオジサン達がマスク無しで大騒ぎしています。しかし、もしかしたら、その居酒屋の店主は借金を抱え閉店するか、非難を承知で営業するかの瀬戸際なのかもしれません。お店やお客さんを責めることはできません。本当に大変だと思います。

私は情報セキュリティの国家資格を持っており、民間企業の経営支援の一環として情報セキュリティのアドバイスもしています。その立場で申し上げると、全ての飲食店に時短をお願いするのは如何なものか?と思います。その前に、数段階の感染防止策を行うことができます。例えば、客席の1席ごとの対面と横にパーティションを設置して、ルールに従い換気していれば通常営業を許可するなどの指針を出していれば、閉店を避けられたお店も多かったと思います。

客席の横のパーティションも大切ですが、テーブルの真ん中に設置する対面パーティションがあれば、感染防止策としては効果的かと思います。(イオンのフードコートでは、テーブル席に対面パーティションが設置されています)

上記のような感染防止策を複数設定し、国の基準を満たした対策をした飲食店は通常営業して良いとすれば閉店が避けられるかもしれません。そもそも、時短営業しても感染対策が十分でなければ感染します。コロナウイルスは20時を過ぎると感染しないのでしょうか?もちろん、ウイルスに時間は関係ありません。

未知のウイルスなので完璧な対策は不可能です。その飲食店で感染するのであれば基準を変更して対策レベルを上げる、というPDCAを繰り返すことでコロナ禍でも無駄な閉店を減らすことができると思います。国の支援金も不要となります。

ラーメン屋とホストクラブやキャバクラを同じ扱いにしている時点で違和感があります。感染リスクが高い店を明確にして、先ずはそこを優先して徹底的に対策するのが鉄則です。情報セキュリティの基本でいうと、感染対策レベルが一番低い部分が、日本の感染対策レベルと言えるのです。

街の食堂がいくら頑張っても、表向きの感染対策で役人を煙に巻き、時短営業を装ってドアにカギをかけて夜中も営業しているお店が沢山あります。支援金をもらいながら、常連さんを呼んでこっそり営業を続けることもできるのです。閉店に追い込まれた真面目な飲食店は、コロナによる閉店ではなく、本質を捉えていない国のコロナ対策ミスによる閉店とも言えるでしょう。

東京駅もガラガラでした。オリンピックが延期となり、東京駅前のカウントダウンが増えました。オリンピックに関しても、表面的な発想で現場を混乱させるのではなく、本質を捉えて徹底した対策のもと実現してほしいと思います。外野が文句を言うのは簡単ですが、関係者の方々は最善を尽くしていると思います。しかし、森会長の謝罪会見を観ていると心配になりました。

宅麺

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