2020年の緊急事態前あたりから在宅勤務がメインとなり、ほとんどオフィスに行っていません。コロナ前から働き方改革で残業は減っていましたが、通勤時間まで無くなり、生活が激変しました。若いころは残業時間が200時間を超えない月は無かったので、まさか平日に余暇を楽しめる日が来るとは思ってもいませんでした。
せっかくなので何かを始めたかったのですが、特にやりたいことがありません。。。ぼーっとしている間に月日が過ぎてしまい「このままボケーっと年をとって死ぬのか」という事で哲学的なことを考えたりもしました。
在宅勤務環境が悪かった?
私は昔から勉強が嫌いで、社会人になってからも書斎や机は持っていませんでした。在宅勤務がこんなに続くとは思わなかったので、とりあえず家にあった小さいテーブルで仕事をしていました。
写真では大きく見えますが、横40cm×縦30cm×高さ60cm程度の小さい机です。パソコンしか使わない仕事なので必要最低限の広さはあるのですが、余裕がありません。高さも中途半端で、かなり前のめりになって仕事をしていました。結局、太ももの上にパソコンを置いて仕事をする時間の方が多かったと思います。
2020年の4月頃、私は「コロナは温かくなれば落ち着くのでは?」と勘違いしていましたが、いまだに終息していません。2020年の夏頃には社員も在宅勤務があたり前になってしまい「書類渡すから会社に来て」といっても「何でそんなことで会社に行かなきゃいけないんですか?郵送してください!」と怒られるようになりました。
ワクチン接種が始まっていますが、現在、テレワークが主体となっている企業は、コロナが終息してもそのままテレワーク主体が続くと思います。大手企業が在宅勤務主体になれば、取引先の中小企業も都心に出社する必要はなくなります。会社としても、オフィス賃料・光熱費・管理費はもちろん、社員の交通費が削減できるので、可能な会社はテレワークを優先するでしょう。
さすがの私も「これは覚悟を決めて在宅勤務用のデスクを買うしかない」と考えるようになりました。
ギタリストは机の木材にもこだわってしまう
まずは在宅勤務用のデスクを探したのですが、私はギタリストなので木にこだわってしまいます。色々と探した結果、九州にある工房が作ったウォールナット無垢材のスマートデスクが欲しくなりました。
木種は「ウォールナット」or「オーク」or「チェリー」が選択できて、塗装は「ウレタン塗装」or「オイル塗装」が選べます。ギタリストには馴染みのある言葉だと思います。
なにより、配線収納(電源アダプタ類を机の中心部に収納できる)が気に入りました。配線収納ができるデスクはオフィス向け製品には多いのですが家庭用はレアです。職人技の塗装が施された美しいウォールナットデスクの上に、配線が隠れたパソコンがポツンとあれば部屋がオシャレになり、仕事も楽しくなるかもしれません。仕事ができる人になるためには、雰囲気作りも重要だと思います。
注文寸前だったのですが「仕事をするとき、ギターを弾くとき、Youtubeを観るとき、など状況によって机の高さ調整ができるデスクも良いな!」と考えました。
Flexispot の『電動式 昇降デスク』と『カーブ型天板』を購入
電動式の昇降デスクと言えば『Flexispot』です。別のメーカーも探したのですが、デザインと価格を考えて『Flexispot』に決めました。
天板は別売ですが、木の感触が味わえるカーブ型の天板です。化粧板ですが素晴らしい手触りです。
天板は、他にもマホガニーやメープル色(素材はメラニン樹脂化粧板)なども販売されています。
自動昇降デスクにして良かった点は、簡単に机の高さを変えられるので、Web会議の時は机を上げてカメラのアングルを調整して、普段の仕事の時は同じ姿勢で腰や肩などを痛めないように一定時間ごとに高さを変えています。また、腰が痛いときはスタンディング状態で使っています。
組み立ては簡単でした。私は一人で1時間程度で出来上がりましたが、重さがあるので女性一人では危険だと思います。
天板のサイズが140cm×70cmと広いのでサンワサプライの『LEDデスクライト』も買いました。LEDが可動式で2つに割れるので、用途に応じて使えます。ボタン長押しで明るさを変えられ、光の色も3つ変えられます。充電式ですのでAC電源を取り外しても使えます。
Web会議の際には、顔が明るく見えるように、温かみがある色で照明として使っています。スーツや靴にお金がかからなくなった分、在宅環境がビジネスマンの差別化につながるかもしれません。
パソコンはLenovoの『LEGION』
私はゲームはやらないのですが、デザインとスペックが気に入ってLenovoのゲーミングPC『LEGION』を購入しました。
以前、安価なメーカーの低スペックPCを買ったのですが、使い物になりませんでした。パソコンが低スペックだと、かなりの時間と機会を失います。その反省から、スペックの高いPCを選んだのですが、大正解でした。『LEGION』を使ってからは、できることが増えて、世界が広がりました。
最近はパソコン1台でビジネスが完結する時代です。パソコン1台で大富豪になっている人もいます。今後もパソコンには、デザインを優先しながらも、ある程度のスペックを求めたいと考えています。
マウスはロジクールのボールマウス『ERGO』に変えました。購入後3日くらいは慣れませんでしたが、最近では普通のマウスを使う時のマウスを移動させる動作がムダに感じます。ボールマウスの楽さを味わうともう、普通のマウスには戻れないです。マウスに角度をつけられるのが『ERGO』の特に気に入っている点です。
ディスプレイはHP『34f ウルトラワイド カーブドディスプレイ』
ヒューレッドパッカード(HP)の『34f ウルトラワイド カーブドディスプレイ』を選んだ理由は「価格とデザイン」です。他社の類似製品に比べて安価だったので性能が気になりましたが、全く問題ありません。私はカーブドディスプレイに2画面とノートPCに1画面の合計3画面を表示して仕事をしています。仕事以外でもウインドウを多く表示できるので想像以上に使えています。
画面が横に長いので音楽編集ソフトの操作も楽々です。また、カーブしているため、フラットなディスプレイに比べ、目線の移動が少なくなります。映像を観る時も迫力があって、文句なしの高コスパ製品です。
ギタリスト向け卓上スピーカー兼ギターアンプBlackstar『FLY3 BLUETOOTH』
卓上スピーカーとしてBlackstar『FLY3 BLUETOOTH』を使っています。もちろんギター用のミニアンプとして使えるのですが、パソコンやスマホからBLUETOOTHで接続して音楽用のスピーカーとしても高性能です。電池でも動くので、屋外でギターを弾くときにも使えます。
机の横にはギターとエフェクターが常備
机の横にはMUSICMAN 『JP6 BFR(Cherry Burst)』、足元にはMooer『GE300』を常設しています。仕事の休憩時にギターを弾けるのは、在宅ならではの特権です。
コロナの影響でライブの機会が無くなりましたが、再開に向けてスタジオでの個人練習を始めました。ずっと家で練習していたのですが、スタジオの爆音だと全く違いますね。Mooer 『GE300』は他のペダル付きのマルチエフェクターと比べて、持ち運びも楽で、音も満足しています。特に低音とアコースティック音が良いです。まだまだ使いこなせていないので、いろいろと試してみようと思います。
『JP6 BFR(Cherry Burst)』は長年使っていますが、いまだに最高のギターです。高かったですが買って良かったと思えるギターです。キルトメープルの杢目が大好きな私にとっては、部屋に飾っているだけでも人生が豊かになる逸品です。
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