東京から徳島に東九フェリーでのんびり移動2/3(『フェリーびさん』船内設備編)

東京から徳島に東九フェリーでのんびり移動2/3(『フェリーびさん』船内設備編)

前回の乗船までの【東京から徳島に東九フェリーでのんびり移動(乗船前編)】に続き、今回はオーシャン東九フェリーの『フェリーびさん』の船内設備編です。

フェリーを利用するにあたり、一番やりたかったのは『海を見ながら風呂に入ること』です。海の上で風呂に入る機会は、なかなかありません。そして、その風呂は期待以上に綺麗で、気持ちよかったです。

また、寝場所は一番安い大部屋でしたが、カプセルホテル的なプライベート空間があり、十分に満足できました。注意点もあるので記録として残します。

大部屋でも半個室のプライベート空間がある!

飛行機に乗るような通路を通って乗船すると、船内図がありました。徒歩で乗船すると、そのまま船のメインフロアである5階に辿り着きます。自動販売機が沢山あり、食事ができる『オーシャンプラザ』という広場を通り抜け、切符に書かれた大部屋に向かいました。

廊下の左右に部屋が沢山あります。部屋によって色が違います。男女で分かれているのか、家族向けの個室なのか分かりません。

大部屋に入ると沢山の半個室がありました。上下で分かれており、私は上段でした。ちゃんとした階段があるので、上段でもカプセルホテルの様な昇り降りの大変さはありません。バイク乗りの方は荷物が多く、階段にヘルメットや荷物を沢山置いて寝ていました。

すごくきれいな設備なのですが、大部屋に入った瞬間、男臭さを感じます。たまたま、その日だけかもしれませんし、その部屋だけかもしれませんが、部屋に入った瞬間の印象は重要です。男臭さを消すような消臭対策があると、更に心地よくなると思いました。

室内は身長180cm以上の私でも足を延ばして横になれました寝返りも可能です。枕元にはライトがあり、足元には写真の棚があります。貴重品は、別途ロッカーに入れることもできます。

枕や布団はカバーが掛けられていない状態で置かれています。狭い空間でシーツをセッティングするのは結構大変でした。

カーテンを閉めると部屋はかなり暗くなります。ただし、閉め切ると少々息苦しかったです。足元側のカーテンを開けると換気できるのですが、角度によっては外から寝顔が見えてしまう可能性があります。解決策としては、写真のように頭側のカーテンレールを1つ外して換気しました。

注意点としては、意外と振動が気になります。一定のリズムで頭が揺れる感じです。立っていると振動は気にならないのですが、真横になれるというメリットの裏返しです。

解決策としては『リラクゼーションスペース』にある椅子の背もたれを倒して寝ると、真横にはなれませんが、頭の揺れは気になりませんでした。どうしても揺れが気になって眠れない方はお勧めです。『リラクゼーションスペース』の前側にも飲料やアメニティの自販機があります。

リラクゼーションスペース

船内5階の一番前には『フォワードロビー』という空間がありました。私が行った時には運行に支障がないようにカーテンが閉まっており、「ただ椅子がある空間」という感じでした。

フォワードロビー

6階デッキから夜空を眺めてみた

真夜中に海の真ん中で満天の星空を眺めることもフェリーの楽しみでした。しかし、残念ながら事故防止のため夜22時以降は6階デッキには行けないとのアナウンスがありました。東京の夜景も観たいので、出発後にデッキに向かいました。

デッキには高いフェンスがあります。写真の注意書きを見たら、夜中に立ち入り禁止にしている理由も含め、納得しました。

デッキにはヘリポートがありますが、船の大きさから考えると、あまり広くはありません。見晴らしのいい観光地にある「望遠鏡」や、リラックスできる「ベンチ」が置いてあるかと期待していましたが、座れるスペースもなく、あまりゆっくりできる場所ではありませんでした。転落・自殺防止のため、あまりデッキには人が集まらないようにしているのかもしれません。ただ、景色を見るには十分なスペースです。

出航後は、多くの乗客(と言っても20人以下)がデッキに集まって街の夜景などの写真を撮っていました。20時前ということもあり、ちょうど夜景が綺麗な時間帯です。特に、海の上から見る都会の夜景は綺麗でした。

「さよなら東京」という感じで、思っていたよりも静かに出発して、夜の海に向かいます。

数分後に、青くライトアップされた大きな橋(東京ゲートブリッジ)の下を通り抜けます。壮大な橋がどんどん迫ってくる感覚も迫力がありました

出航後しばらくは夜景が綺麗なのですが、東京の夜景に比べると落ち着いています。東京ゲートブリッジを通り過ぎると、デッキにいた乗客は5階へと戻って行きました。

橋を通り過ぎてしばらくすると、海岸から離れていくためか、夜景の迫力が無くなってきます。この後は朝までゆっくり、フェーリー時間を楽しむ時間となります。

ちなみに、私の楽天スマホは地上でも繋がらないことが多いのですが、海上ではほぼ全て圏外でした。他の乗客はスマホを操作していたのですが、通信ができていたかは不明です。なぜか、浜松沖で一瞬繋がりました。もちろん、GPSでは海上を表示しています。

海上でのお風呂は清潔で最高だった

お風呂はリラクゼーションスペースの近くにあり、風呂上がり水分を補給しながらリラックスすることも可能です。また新型コロナ感染防止策として、入口で脱ぐ靴の数で人数制限をしています。お風呂場とは別に洗面所もあり、密になることは少ないでしょう。私は夜中と早朝の2回入ったのですが、2回とも貸し切りでした。

男湯に入ると鍵付きのロッカーがあります。全体的に綺麗な状態が保たれています。清潔さや快適さはあまり期待していなかったのですが、ホテルにも負けない清潔さと快適さでした!

写真では狭く見えますが、5人以上入っていても問題ないレベルの広さです。洗い場にはシャンプーとボディーソープがあるので、タオルだけ持っていけば大丈夫です。

アメニティーは『リラクゼーションスペース』の前側にある自販機で売っています。良心的な価格ですので、荷物を準備する手間を考えると、船内で買って使い捨てにしても良いでしょう。

浴槽は2つに分かれており、奥の浴槽の下からお湯が噴出して流れを作っています。手前側の浴槽の水面には髪の毛などのゴミが浮いていることもあるので、奥の浴槽、もしくは、手前の浴槽の奥よりに入るのがオススメです。

奥の浴槽には水流があるので、汚れが溜まり難くなっています。私は貸し切りだったので、洗い場で体と頭を洗った後、奥の浴槽にゆっくり入りました。

お風呂には大きな窓があります。夜が明けると、海はもちろん、他の船や海岸線を眺めることができます。本来なら寒い海の上で漁船や海を見ながら暖かいお風呂に入る、こんなに気持ちいいお風呂は今まで経験したことがありません。無料で使えるドライヤーもあるので、翌日の身だしなみもバッチリです。

お風呂場とは別部屋で立派な『洗面所』もあります。ここで歯磨きなどすることができます。

以上、『フェリーびさん』船内設備編でした。次回は【東京から徳島に東九フェリーでのんびり移動(『フェリーびさん』船内グルメ編)】です。

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