東京から徳島に東九フェリーでのんびり移動3/3(『フェリーびさん』船内グルメ編)

東京から徳島に東九フェリーでのんびり移動3/3(『フェリーびさん』船内グルメ編)

前回の【東京から徳島に東九フェリーでのんびり移動(『フェリーびさん』船内設備編)】に続き、今回はオーシャン東九フェリーの『フェリーびさん』の船内グルメ編です。

事前に「船内にはカップ麺や冷凍食品の自販機がある」という情報をネットで入手していたので、あえて乗船前に大量の食糧は準備しませんでした。事前に用意したのは、お酒・おつまみ・お茶1.5Lペットです。

結論から言うと、夕飯は自分の好きなものを事前に調達して乗船し、補助食(夜食・おつまみ)として自販機を利用するのが良いと思いました。もちろん、自販機だけでも十分ですが、メインを飾る食事が無く、少し飽きてきます

船内の自販機食材は、価格も味も様々

お茶と水は、温冷の両方が無料の給茶機で利用できます。箸・スプーン・フォークや七味などの調味料も準備されており、無料で利用できます。つまり、手ぶらで行っても大丈夫です。

自販機には色々な食品があるのですが、電子レンジで温める商品も多く、温かい食事を食べられます。電子レンジも沢山あり、自販機ごとに「●番のレンジで温めてください」との案内が書いてあります。

麺好きの私は、まずは空腹を満たすために『ナポリタン(500円)』を購入しました。

実際の写真は以下の通りビーフン風です。麺はコシが無く、歯応えもありません。冷凍パスタでここまでの微妙な味は初めてです。「仕入れ担当者は、なぜこの商品を選んだのだろう?」という疑問と共に「他の商品も同じレベルなのかな?」など悪い予感がしました。。。

ナポリタンが衝撃的な味だったので口直しが欲しくなり、安心の東洋水産『ふっくら 中華風おこわ』を食べました。期待通りの安定した美味しさでした。この時は、もっと美味しいものが他にある事を知らなかったので「今後は事前に安定した美味しさの製品を買ってから乗船しよう」と考えていました。

しばらくして、小腹が空いたので『肉じゃが(150円)』を食べました。肉じゃが意外にも煮物系が安い値段で販売されています。

肉じゃがは、値段相応の味で、この頃にはレンジ系食品の味に少し飽きてきました。

夜中の4時頃に再び小腹が減ったので、『カップヌードル SEA FOOD(140円)』を食べました。自販機の横には専用給湯機があり、懐かしい雰囲気でした。この頃には「あまりお腹も減っていないが、せっかくなので何か食べたい。しかし、もうナポリタンレベルの食べ物は避けたい」という考えの結果のカップヌードルでした。

朝7時過ぎに再び小腹が減りました。自販機の前をウロウロして食べたい商品を探しましたが、ピンと来るものがありません。商品を1つ1つジックリ見ていると『うまい!!かき揚げそば(300円)』が目に留まりました。

ざわざわ「うまい!!」という文字を入れているという事は、オススメ商品で相当自信があるんだなと思うと同時に、これで不味かったら今後は自販機以外の食事を準備して乗船しようと考えていました。ちなみに、同じシリーズで『ちくわ天うどん』もあったのですが、これから讃岐うどんを沢山食べる予定なので、そばを選択しました。

レンジでチンしてみたら、汁が少なく、あまり美味しそうではありません。。。

食べてみたらビックリ!!今まで食べた冷凍そばの中で一番美味しかったです。本格的なそばとは別物ですが、麺にしっかりしたコシがあり、汁とのバランスも良く、300円とは思えない美味しさです。立食い蕎麦屋でこのレベルの蕎麦が出てきたら、行列ができる店になるかもしれません。

あまりに美味しかったので、製造者を確認するため一旦ゴミ箱に捨てたフィルムを回収し写真を撮りました。㈱勝又製麺の製品は、今後もチェックします。近所のスーパーに売ってたらぜひ買いたいと思うレベルの美味しさでした。

以上、個人的な感想ですが、ちゃんとした夕食は事前に準備 or 食べてから乗船して、お酒のつまみ(温かいもの)は自販機で調達朝食はうまい!!かき揚げそば』が満足できるコースだと思いました。まだまだ、チャレンジしていない商品も沢山あるので、次回以降に挑戦したいと思います。

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朝、清々しい気分でデッキへ

朝風呂に入った後、再びデッキに上がりました。良い天気で、水平線と雲を見ていると地球が丸いことを実感します。

船の後方を向くと、夜よりもデッキが広く感じます。明るくなると色々な船とすれ違うのが見えるので「あの船は何をしているんだろう?」と興味が湧きます。

もうすぐ徳島(沖洲)に到着します。振動が気になって長時間の熟睡はできませんでしたが、こまめに睡眠を取ったのと、風呂に入ってリラックスできたので、あまり疲れと眠気はありませんでした。

徳島に到着し下船します。前日の19:30に東京(有明)を出発して、13:20に徳島(沖洲)に到着。約18時間の船の旅でした。

改めて見ても大きな船です。これだけ大きな船でも多少揺れたり、エンジンの振動が気になりましたが、豪華客船は振動が少ないのでしょうか?乗ったことがないので分かりません。

船の前方の写真です。この窓のどれかがお風呂(男湯)の窓だと思います。徳島(沖洲)も、とても広く綺麗な港です。

徳島の『オーシャン東九フェリー』の事務所も新しくて綺麗です。一斉にリニューアルしたのでしょうか?フェリーというと古臭いイメージがありますが、全く違い、オシャレで綺麗な空間でした。

徳島に到着、びんび家のハマチは最高!

徳島(沖洲)まで車で迎えに来てくれていたので、合流後『びんび家』に直行し、いつもの「はまち定食」を注文!鳴門わかめの味噌汁も絶品ですが、何よりも「びんび家より歯応えの強いハマチは食べたことが無い」と言えるほどのハマチのインパクトが強いです。

特に10月以降は脂がのった状態で、期待を裏切らない最高に美味しいハマチでした。『びんび家』のハマチを食べるために徳島に行っても良いと思えるほどに美味しかったです。

以上、東京から徳島に東九フェリーでのんびり移動した記録でした。

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