ホープ軒 と言えば、吉祥寺系と千駄ヶ谷系がありますが、八王子大塚にある ホープ軒 は千駄ヶ谷系の ホープ軒 です。
1990年代に、この店で背油豚骨醤油ラーメンの魅力を知り、 ホープ軒 各店や系列ラーメン店を食べ歩きました。
千駄ヶ谷 ホープ軒 と似ていますがチャーシューや麺とスープのバランスなど、異なる点も多いと思います。
個人的な感想ですが、以前は日によってスープにパンチが無い時期がありました。「今日はアタリ」という日は良いのですが、ハズレの日は、 ホープ軒欲が満たされずモヤモヤすることもありました。
何が原因かは分かりませんが、味が馴染んでいるか否かの違いです。しかし、最近は安定した美味しさで、スープと麺のバランスも良く、毎回 ホープ軒 を満喫できています。
八王子のホープ軒はどこにある?行き方は?駐車場は?
大塚と言えば、山手線の大塚駅近前の「ホープ軒本舗 大塚店」が思い浮かびますが、八王子市大塚は、帝京大学や中央大学の近くに位置します。
京王多摩センター駅からモノレールもしくはバスで行くこともできます。駐車場が、お店の横に3台分、裏に2台分あるので便利です。
八王子 ホープ軒の歴史
千駄ヶ谷の ホープ軒 の客だった店主が、独学で千駄ヶ谷 ホープ軒 の味を再現したそうです。
なんでも昔、千駄ヶ谷 ホープ軒 でクレーマーに関するトラブルあり、店主が当時働いていたお店の人脈を駆使してトラブルを解決し、そのお礼に ホープ軒 という店名の使用を許されたとか。
昔は「ニューホープ軒」という店名で現店舗から1kmほど離れた場所で営業していました。確か1993年頃にオープンしたと思います。
オープン時はビートたけしなどの著名人の名前が書かれた花輪が並んでいて、昭和っぽい雰囲気のお店でした。
食べたことはありませんが、持ち帰りラーメンをはじめ、味噌ラーメン、チャンポン、定食など新メニューへの挑戦もやまない店主とバイトでお店を運営していました。
ターゲットとする顧客層は「コッテリ好き大食いの男性」と明確なコンセプトのラーメンです。
しかし、時代の流れとともに、子供用の食器を用意したり、子供ラーメンを始めたりと、顧客のライフサイクルの変化に合わせた対策も実施していました。
八王子 ホープ軒 の主力メニューは?
太麺の自家製麺と背油たっぷりでボリューム満点の豚骨醤油ラーメンが ホープ軒 主力メニューです。そのラーメンをベースにして、メニューが以下4種類となります。
- 「ラーメン」大盛、特盛も可
- ネギを増量「ネギラーメン」
- メンマを増量「メンマラーメン」
- チャーシュー増量「チャーシュー麺」
メニューによって、それぞれ麺の量が異なるそうです。一番価格が高いチャーシュー麺が、麺の量が一番多くなります。
そして、吉祥寺系 ホープ軒との大きな違いはエッジが効いた太麺です。スープに馴染んで、しっかりした味わいです。
八王子 ホープ軒 の注文方法は?テーブル席は?
入口で食券を購入し、カウンター越しに食券を渡します。その際、背油の量を調整できます。
席は、カウンター席とテーブル席がありますので、カップルや家族連れでも安心して食べられます。
ただし、ラーメンが出来上がったら、カウンターから自席にセルフで運ばなければなりません。レンゲやおろしニンニク、豆板醤もカウンターの上から取らなければなりません。
お水もセルフです。机を拭く濡れフキンはありますが、おしぼり類がありません。油ギッシュなラーメンなので、各自準備していった方が良いと思います。
固定ファンに支えられながら、ニッチな層をターゲットに営業を続ける ホープ軒 。太麺好き、背油好きならば、高い確率でお気に入りのお店になると思います!